Tuesday, August 08, 2006

 

ベースボールそれぞれ2

去年から今年にかけてA's Organizationには日本から来た日本人が3人いた。わざわざ”日本から”とつけたのは日系人もいるからである。また、過去形にしたのは今は3人中1人しか残っていない。では、その3人とは誰か?たぶん、1人はすぐ思い浮かべる人もいるのではないだろうか?その1人とは去年在籍していた藪恵壹。そして今年のSpring Trainingに参加したマック鈴木と同じく今年の4月にインディアンズから戦力外通知を言い渡された後、A's傘下のサクラメントに入った多田野数人である。それではこの3人は今どうしているのか。まず、多田野から説明しよう。なぜ彼からなのか。それは彼が3人中の1人だからである。でも、残っているからと言って決していいいわけではないと思う。始めA'sの40-Man Rosterの1人として期待されて入り、当分はサクラメントで調整のはずが、あまりの成績の悪さにすぐに戦力外通告を受け、メジャー契約からマイナー契約に切り替えさせられたというもの。その後はどうなのか?正直言ってあまりいい成績を残していない。8月8日現在2勝3敗、防御率6.09。勝敗というのは運もある。どんなに頑張っても打線が全く火を噴かなかったら勝利に結びつくのは難しいし、投手だけの問題ではない。それよりも投手として一番大事なことが2つある。それは投球イニング数と防御率。これは投手の責任である。100球7イニングまで投げれる試合運び。そしてランナーは出しても点を与えない投球。別にA'sだけではないと思うがこの2つは先発投手としての責任である。だから、投手王国A'sの先発としては防御率はどんなに悪くても4点以下に抑えないと使い物にならない。それをマイナーでこの成績では遅かれ早かれ戦力外になるだろう。厳しいことを言えば、マイナーで防御率を2点以下に抑えないとメジャーで4点以下に抑えるのは難しいのでは...今日は藪とマックのことについても書くつもりでいたが、多田野だけで多くを書いてしまったので、次回ということで。(続く)


Comments: Post a Comment

<< Home

This page is powered by Blogger. Isn't yours?