Wednesday, July 19, 2006

 

欽ちゃん球団解散



ニュースで流れていて知らない人はいないだろうが、萩本欽一率いる社会人球団の選手の不祥事のために球団の解散を決意した。この件についてどう思うだろうか?

答えはひとつ。この決断はもってのほかである。とても常識人の行動とは思えない。確かに責任の重さを痛感したい気持ちは分からなくもないが、もし、一般社会に置き換えれば、彼の行動はこういうことになる。一社員の不祥事のために会社の社長が会社の解体を決意したのと同じこと。または、自分の子供の不祥事のため、離婚・家族離散を決意したのいうのも今回の行動に当てはまるだろう。こう考えれば、どんなに常識外れか分かるだろう。球団には不祥事を起こした選手だけでなく、他にも夢をもって野球をやっている選手もいるだろうし、ファンもいるだろう。それらの人たちの気持ちを無にしないためにも、球団のトップとして気持ちを新たに活動を続けなければならないはずである。

何を考えているのか分からないが、私は少なからず、サッカーの中田の引退も影響を受けたのではないかと思う。引き際の美学とでも言うのか、でもここではその美学の使い方を過ったような気がする。もうここまで来たら、解散撤回なんてことは止めてほしい。もしそんなことでもしたら、さらにドロ沼化しマスコミのバッシングの対象になるだけだ。

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