Sunday, October 22, 2006

 

感謝

書きたいことはあるのだがなかなか書く機会がない。そう思いつつすでに2ヶ月近く経ってしまった。

さて、私が英語でコミュニケーションをするといまだになじめないというか、ものすごく拒否反応を示す言葉がある。それは"Thanks"。よく感謝の言葉として使われるが、どうも日本の環境で育ったせいもあるが、"Thanks"と言われるとどうも感謝の気持ちが伝わってこない。人に感謝の気持ちを表すときは”どうも有難う御座います”。私はこの言葉をよく使い、英語だと"Thank you very much"がこの言葉に値するのだろうと思っている。それが英語で"Thank you"となると有難うとか、よくてもどうも有難うという意味合いになるのではと思うし、もう少しフランクに感謝の気持ちを伝えているのではと思う。ところが、もちろん、実際の語源とか意味とかは違うのかもしれないが、"Thanks"と聞くとどうも"Thank you"をさらに縮めたような響きにしか聞こえず、私が拒否反応を起こすのはこれでは有難うと言っているようには聞こえず、例えば”ありが。。”で終わっているような中途半端な響きにしか聞こえないからであり、実際の意味はともかくどうもなじめない。

と言って、相手から言われると不愉快な気持ちになりつつも、私の偏見(?)の考えを相手に押し付けるわけにはいかないので、ささやかな抵抗ではあるが、私は"Thanks"という言葉は絶対使わない。相手に感謝の意を表すときは必ず"Thank you very much"ということにしている。それにしても言葉というものは面白いもので、ほんのささいな表現で誤解を受けたり与えたりすることがある。意外と人それぞれ言わないだけで何か私と同じ経験をしている人がいるのかもしれない。

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