Saturday, July 22, 2006
欽ちゃん球団解散撤回
一体何を考えているのか。まぁ、日本人によくありがちな行動パターンだからこの決断はある意味予想の範囲内だったが、ゴールデンゴールズの解散撤回が欽ちゃんの鶴の一声で決まった。それも前回解散すると言ってから一週間もしないうちに。よくありがちな行動と言ったのは、日本人の表と裏の見極めである。口では解散すると言っておきながら、内心、本気で解散するなんてはじめから思っていなかったということである。でないと、こんなに早く決断を覆すはずがない。欽ちゃんはテレビでの顔しかしらないけど、この人、意外と策士なのかもしれない。と言うか、マスコミの使い方をよく知っている。私が思うに、今回の件は世間の反応を確かめるためにあえて大胆な行動をとったのだろう。それに踊らされた民衆はもちろん辞めないでコール。これで完全に不祥事をやった選手だけが悪いと思わせ、球団自体はさらにクリーンなイメージだけが残ることになる。そのことをマスコミを通じて日本中に思わせる思惑だったのではないだろうか。これで誰も球団に対して悪くは言わなくなるというのは甘い考えである。踊らされた民衆はともかく当事者である球団選手や職員。一体この決断をどんな思いで受け止めただろうか?私は素直に喜べないような気がする。球団の解散は撤回されたが、人の心はそんなに器用には出来ていない。今回のことが原因で人の心と心の間に隙間が出来、近い将来収集が出来なくなり、球団自体が空中分解するような気がしてならない。
これも表と裏の見極め。表では欽ちゃんの求心力はあるように見えても、裏ではもうないだろう。