Sunday, February 20, 2005

 

冬ソナ 第6話 「忘却」

酔っ払ったユジンは眼鏡を外したミニョンをチュンサンと勘違いし、抱きつく。チェリンから聞いていたとおりの言動に、男を誘惑する安っぽい手管とユジンを嘲笑するミニョン。酔いのさめたユジンはミニョンの発言に激怒する。




スキー場での工事が始まった。お互いに失望したユジンとミニョンは、仕事と割り切った付き合いを。しかし、職人たちやチョンアから聞かされたユジンの人柄は、チェリンから聞かされたユジン像とかけ離れており、どちらがユジンの真の姿かミニョンは混乱する。




妻の命日の晩に酒を飲んで外で寝てしまい、凍死寸前となった職人を、自己管理が足りないと解雇するミニョン。死んだ人のことは忘れるのが一番だというミニョンに対し、人を愛したことがないからそんな冷酷なことが言えるのだとユジンは反論し、解雇の取り下げを迫る。圧倒されるミニョン。




ソウルに戻ったミニョンはチェリンのブティックを訪れ、チェリンとチンスクの会話を立ち聞きしてしまう。




●韓国の箸は重い?
韓国で普通に使われている箸は『チョッカラク』と呼ばれる金属製の箸。ユジンとチンスクの食事シーンでも登場しますが、日本の箸のように丸や四角ではなく平たい箸で一般的にはステンレス製のものが多く使われます。実はこの箸は意外と重く、日本人が初めて持つとその重さに驚くほど。韓国で生まれ育った韓国人も日本に来て日本の箸を使い慣れてしまうと『チョッカラク』を重く感じると言います。逆に最初は日本の箸の軽さに驚くのだとか。韓国と日本、どちらも『箸』を使う似たような文化でも、そのものの形状でお互いにカルチャーショックを受けてしまうことがあるという代表的な例かも知れません。

●酒の注ぎ足しは禁止?
宴会のシーンを見ているとメンバーがそれぞれ酒を注ぎ合ったり、自分のグラスに入れた酒を回し飲みしたり、日本と変わらない光景が見られます。でも、韓国ではホステス業以外の女性が同席した男性にお酌をすることはありません。また、日本でもビールなどの注ぎ足しは『味が落ちる』と言って嫌いますが、韓国ではもっと別な理由で酒の注ぎ足しは絶対に禁止です。というのも、酒の注ぎ足しはチェサ(祭祀)の時に死者を対して行う注ぎ方だから。生きている人に対して注ぎ足しをするのはとても失礼な行為になるのです。

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