Sunday, February 13, 2005

 

冬ソナ 第5話 「罠」

ユジンと自分の恋人ミニョンとの仲が心配なチェリン。ユジンがミニョ
ンと一緒に仕事をしていることをサンヒョクに話していなかったことを
利用し、チェリンはミニョンに、ユジンのことをいろいろと吹き込む。
ユジンは昔から何でも自分の真似をし、好きな人も横取りする、とミ
ニョンの前で涙ぐむチェリン。



一方、ユジンの気持ちが揺れていることを感じたサンヒョク。いったん
は仕事を辞めろとユジンに迫るが、思い直し、今まで準備してきた仕事
を継続するよう、理解を示しユジンを励ます。



思い通りにことが運ばないチェリンは、ユジンのルームメイトでちょう
ど今仕事を探しているチンスクに、自分のブティックを手伝ってくれる
よう頼む。



ミニョンの会社マルシアンの創立記念パーティに招待されたユジン。着
ていくドレスがないと困っていることをチンスクから聞いたチェリン
は、あることを思いつく。




●テーブルの上にはビールびんがいっぱい?
キム次長とミニョンが飲んでいるバーで偶然一緒になったユジンた
ち。他のメンバーがみんな帰り、ユジンとミニョンだけが残ったテー
ブルの上には空になったビールびんが乱立状態。韓国のバーなどでは
客がテーブルを離れるまで空きびんを下げません。これは店の人が
テーブルの上に乗ったビールびんの数を数えて会計をするから。つま
り、飲んだ量が一目瞭然というわけ。

●焼酎はストレートで。
日本の居酒屋さんでは当たり前のように見かける焼酎のお湯割り。ほ
かにも焼酎にレモンを入れて炭酸で割ったり、日本には焼酎をさまざ
まにアレンジしたメニューがたくさんあります。でも、韓国では焼酎
はストレートが主流。ドラマの中でも登場人物が焼酎やジンをスト
レートで飲んでいるシーンがしばしば。また、日本ではウィスキーな
どをストレートで飲む時には水がチェイサーとして使われますが、韓
国では牛乳がチェイサーとして使われることが多いようです。理由は
『牛乳の成分が胃の粘膜を保護してくれるから』だそうです。

●韓国のタクシーは割安
マルシアンのパーティー会場からタクシーに乗って去るチェリン。そ
の他にも『冬のソナタ』では登場人物がタクシーに乗るシーンをしば
しば見ることができます。韓国のタクシーは2種類あり、ひとつがまっ
たく知らない客同士が相乗りをする場合もある『一般タクシー』。車
体はシルバーか白の中型車で料金は初乗り2キロまで1,600ウォン(約
148円)。ユジンとチュンサンが学校まで乗ったタクシーや大晦日に
チュンサンが乗ったタクシーが『一般タクシー』です。一方、ホテル
からチェリンが乗ったタクシーは『模範タクシー』。車体が黒の大型
車で屋根上にある黄色の表示灯が目印。客を相乗りさせないため料金
も高めで初乗り3キロまで4,000ウォン(約370円)。ちなみにどち
らのタクシーも日本とは違い手動ドアです。

●タクシーの相乗り料金は?
タクシーネタをもう1つ。『一般タクシー』はまったく知らない客同
士が相乗りをする場合もあると書きましたが、では相乗りした場合の
料金は?というと、これが1人ずつ別々にメーター分支払います。
例えば友人と2人で『一般タクシー』に乗り、さらに知らない客が2人
同乗して初乗り分走った場合、料金は4人全員が1,600ウォンずつ支
払います。つまり、『一般タクシー』では相乗りする乗客が多ければ
多いほど運転手は稼げるということ。料金の安い『一般タクシー』な
らではのなかなか面白いシステムです。

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