Monday, August 29, 2005

 

ドラッグテスト



*** 食事前や食事中の人は食べ終わってから読んで下さい ***

来週の火曜から新しい仕事が始まるが、それに先立ってやらなければならないことが2つある。ひとつは犯罪歴のチェック。もうひとつはドラックテスト。両方とも始めての経験である。犯罪歴のチェックはとくに私が何かしなければいけないというものではなく、会社の方がやるからまぁこれは置いといて...実はもう1つの方は私がかかわるしかない。ドラックテスト...何をやるんだろう???会社の方から書類が送られてきて、指定の場所に行ってテストをする。何をやるんだろう???私の言う「何をやるんだろう???」は、要は1つのことが気になっているだけ。それは?注射。私は大の注射嫌い。心の準備もなしにそんなことされたら、もう大変なこととなる。よくスポーツ選手とか血液検査とかするでしょう?私はそのことが一番恐れていたのだ。冷静に書類を見てみると、カップの上に貼るステッカーはあるがそれ以外の記載はなし。だから、たぶんカップと言えば尿検査のことだから、それだけだろう。それだけに違いない。と思いながら、どうしようかなぁ...と今朝から考えていました。今日行こうか...いやそれとも明日行こうか...なんだか分からないけど、イヤなことはさっさと終わらせてしまおうと勇気を出して今日行くことにしました。尿検査で尿が出なかったらしゃれにならないから、病院みたいなところに行く前に水をコップに3杯飲んで...いざ。その場所に行くと殺風景な待合室には建設業関係の人が2人。いかにも1人はもう1人の人のボスか、雇い主といった感じ。私と同じように雇う前のドラッグテストでしょう。数分待つと奥から医者が。
「予約は?」
「いや、予約入れてない。」
「ここは原則として予約がないとやらないから...まぁ、割り込めるかもしれないからとりあえず席に座って待っていて。」
え~っ!!待つの???こっちはコップ3杯も水飲んできたんだからさぁ。トイレに今すぐにもいきたいんだけど...と思いながら、なるべくトイレのことは考えないように...それでも、注射するのかなぁと考えながら待つこと10分ぐらい。奥の方でトイレの流す音が...やっぱり尿検査だ。あとは出てくる人が袖をまくって脱脂綿をおさえながら出てくるかどうかで注射をされるかどうかが決まる...ドアの方をずっと見つめていると...女の人が袖をまくっていない!!!セーフ!!ちょっとホッとした。例の建設業の人たちは場所がここではなく他のところにいかなければならないらしく、運良く私が次にやってもらうことになりました。中のある部屋に案内され、まず机の上を目ざとくチェック。おいおい脱脂綿の入ったビンがあるよ。注射しないだろうなと思いつつ、指示されたのはまず私のズボンのポケットの中のチェック。ポケットの中身を全てベットの上に。その後、トイレに案内され、手を洗うように指示され、その間、医者の人はなんかトイレの中に青くなるタブレットを入れ、カップをタンクの上に。そして、
「いい?あなたは尿をカップに入れた後、トイレの水を流してもいけないし、このラインを越えて洗面台のところに行ってもいけない。尿をカップのこのラインまで入れたらそのカップをタンクの上に置いてすばやくトイレから出るように。」
「用意...始め!!」と言われ、あたふたと言われた通りにしてトイレの外に。なんかその間時間か何かを計っていたみたい。それからその医者がトイレの中に入り、まずプラスチック製かポリエステル製の試験管を開け、私の方に中を見せ。
「試験管はカラだよね?」と私に確認。私がカラです。と言ってから、尿を試験管に移す。
この後最初に案内された部屋の机に戻り、書類に付いていた2つラベルのうち1つを試験管に。そしてそれをビニール袋に入れた後、もう1つのラベルで袋を封して終わり。

なんか呆気に取られてしまったほど、なんてことはなかったです。しかしそれにしても尿検査1つとってもとんでもないプロセスがあるんだなぁと思いました。こうして、ドラッグテスト初体験は終わりました。

好奇心に勝てなかった食事前の人、食事中の人、ちょっと汚い話でごめんなさい。

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