Sunday, August 28, 2005

 

駒大苫小牧問題



8月27日に高野連がとうとう結論を下した。優勝は有効。部長は一時謹慎。同校野球部には警告。

どうも納得がいかない。いかなる理由があるにしろ、また、それが直接間接を問わず暴力行為が起こってしまった以上、優勝は無効にすべきである。詳しいことは分からないが、たぶん、選手への配慮も含めた決定だと思うが、それはそれ。これはこれである。一生懸命頑張った選手たちの気持ちを無にしてはならないことはよく分かるが、それは何も駒大苫小牧の選手たちだけが一生懸命頑張ったのではなく、甲子園に出ている全ての学校の選手たち、いや、甲子園に出れなかった学校の選手たちもみんな血の汗をながすぐらいの猛練習を重ねているのだから、選手への配慮はここでは判断の材料の一部には絶対含めてはいけない。ともかく高野連はこれで悪しき前例を作ってしまった。これでは全く秩序が保てない。今後、高校野球はどこに行くのだろうか。暴力行為の隠蔽工作は今後も起こるのではないだろうか。皮肉にもまさに高校野球アウトロー時代の幕開けとなってしまった。

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