Wednesday, June 15, 2005
野茂 日米通算200勝達成
とうとう野茂が200勝をあげました。彼は他のどの日本人選手と比べても特別な存在です。それまで、日本のプロ野球のレベルはマイナーリーグのAAAレベルと言われてきたから、そのイメージを一気に変えたのが野茂。日本のレベルを再認識し、日本を含めたアジア地区にもスカウトを送るようになった。そう考えると彼がメジャーリーグに来なかったら、今アメリカで活躍している日本人選手の存在はなかったでしょう。
その後、実力のある選手が抜けた日本のプロ野球。たまにTV Japanで日本のプロ野球の放送をしてるけど、なんて言うか、すごくお粗末。すごくつまらなくなった。また、素人が見てもレベルが落ちているのが分かる。これでは他のスポーツの方が人気が上がったり、その昔、ドル箱と言われた巨人戦。視聴率が下がるのも分からなくはない。今日本のプロ野球に欠けているのはハングリー精神ではないか?野茂のように既存のシステムにとらわれず、自分の道は自分で切り開く選手が今後出てこないと衰退の一途をたどるような気がする。少しは野茂を見習ってほしい。