Tuesday, June 14, 2005

 

火星戦争



今、何かと話題のトム・クルーズ主演映画「The War of the Worlds」。自分にとってはどうもしっくりこない。確かに、すごい映画に仕上がっているのでしょう。予告だけを観ても映画館に行きたくなるような映画だと思う。しかし、私のイメージは小学校時代に読んだ「火星戦争」です。原題はもちろんThe War of the Worldsで最近の翻訳本ではみんな「宇宙戦争」とタイトルを訳しているが、私たちが子供の頃は「火星戦争」と言っていました。これはたぶん、話が地球人と火星人の戦争だから、そう意訳したんだと思います。ご存知の通り、この映画は1953年に一度作られ、今回がリメークです。映画の存在を知ったのは私が高校生のとき。そのとき始めてこの映画を観て、私が読んだ本の挿絵とほぼ同じだったのを覚えています。その当初は映画は本に沿って作ったんだなぁと思いましたが、今から思うとその逆で、本の挿絵が映画に沿って作られたのでしょう。それほど、本のイメージと映画のイメージは切っても切れません。だから今回の「The War of the Worlds」。あまりにもオリジナルのイメージが強すぎて自分にとってどう受け止めていいやら分かりません。それを覆すだけのモノに仕上がっているのでしょうか?



















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