秀徳　SHUTOKU

３０日、ＭＬＢはWolff氏を代表するオーナーグループへのA’s経営権譲渡を正式に決定。なお、売却額は＄１８０Ｍ。

なお、オーナーグループの中の１人はGAP創業者の息子John Fisherがいる。私にとってこの人がいるというのは心強い。なぜなら、ご存知の通りGAPの本社はSFにある。今までA’sは本拠地移転のうわさが絶えなかったが、なかにはラスベガスに移転するのではといううわさもあった。私は彼がオーナーグループにいることでこのベイエリアから動くことはないなと思う。

今後の課題は２つ。まず、本拠地。現在のスタジアムはアメリカン・リーグの中で４番目に古いボールパーク。アメフトのレイダースとここを共用しています。アメフトと共用するということは芝生の状態をいいように保つのはかなり無理があり、その意味では新球場の建設が望まれる。私は日本の後楽園球場と東京ドームのように後楽園球場の駐車場だったかな(？)。ここをつぶして東京ドームを建てたでしょ？それと同じようなことをすればいいのでは。つまり、A’sの駐車場に新球場を建てて．．．あっ、でもこれをやっても共用するという状態は変わらないか．．．難しいね。私はサンノゼに移るのは反対です。確かに人口はサンノゼの方が多く集客も見込めるのは分かるけど、予定地とされている場所は不便だね。今のA’sの球場のいいところはバートの横に球場があること。また、ベイエリアの中心にあること。バートでゲームを見にくる人は北へも南へもここから帰ることが出来る。その利点を失うのはちょっとね。

もう１つの課題。今後、Billy Beaneをつなぎとめておくことが出来るか。なんと言ってもA’sが強くなったのはひとえに彼の手腕によるもの。彼を失ったら大きな損失になる。

今回のオーナー交代がA’sにとって吉と出るか凶と出るか。見守りたいです。


New Owner Lewis Wolff