Saturday, November 12, 2005

 

倫敦眼

ワイフの諦めようという言葉を抑え、最終ギリギリのLondon Eyeに乗ることになったが、実は私は観覧車は大嫌いな乗り物のひとつである。何が嫌いかって?それはやはり自由がないから。しかもまたトイレネタだが、トイレに行く自由を奪われるということが私にとってとてつもない苦痛だからである。このLondon Eyeの場合、1周30分かかる。その間、どんなにトイレに行きたくなっても、いやトイレだけではない。どんなに体調がおかしくなってもこの30分間、助けを求めたくても無理だから。もし車だったら、仮に体調がおかしくなったらどこかに停まればいい。また、電車だったら、次の駅で降りればいい。ところが観覧車の場合、停まったり降りたりすることが出来ない。そういう自由が奪われるのが私にとってはホントに辛い。こういう場合以外もそう。映画に行くとき、食事に行くとき、また、飛行機に乗るときはいつも通路側に座る。特に食事のとき。よくレストランの壁側の丸テーブルの席で椅子がつながっていて通路側しか出られないテーブルがあるが、これも真ん中なんて座ったらとんでもない。閉塞感に堪えられなくて食事どころではない。別にいつもトイレとかに行きたくなるわけではないが、他の人を巻き込むことなく、いつでも自由に行動できるというオプションを確保することによって、よりリラックス出来るから。それなのに飛行機で私が窓側が嫌いだったことを知らなかったというワイフの言葉はとても理解に苦しむのだが...また、私が英語圏以外への旅行に拒否反応があるのはこういうところから来ているのかもしれない。言葉が分からなければ、トイレの場所を聞くのがとても困難。となると、地面には立っているが、それは考えようによっては陸の孤島。大きな観覧車内にいるのとほとんどかわりない。だから未だに英語圏外に行く勇気がない。

さて、話をもとに戻すと、乗っている間、とても不安で不安でたまらなかったけど、ロンドンの夜景もなかなかでした。そしてあと5分ぐらいで降りる射程圏内に入ったとき、やっとリラックスできました。



とうとうこのカプセルに30分閉じ込められることに...



私はとっても不安...



だんだんと上にあがり...



なんとかてっぺんまで着ました。あと15分。その調子、その調子...







約4分の3を消化。あと7分半かぁ...



ここまでくればあとちょっとで終わり。やっとちょっとリラックス出来ました。

London Eyeを降りた後はおばさんの家にすぐに帰らなければならない。ここからLondon Waterloo Stationはホント眼と鼻の先だが、ホテルに荷物を預けてあるので、また同じLondon BusでVictoria Stationに逆戻り。ホテルの従業員に見送りをされた後、すぐにさらに同じLondon Busで逆戻り。



ホテルの従業員の見送り。

なんとか8時半ごろWaterloo Stationに着きました。時刻表を調べたらBasingstoke行きの電車が8時40分にあった。その前にさすがにお腹が空いていた私たちはバーガーキングで食べ物を買おうと思ったが、ワイフの頼んだものがかなり時間のかかるもので食べ物を手にしたのは8時37分!!あと3分しかない。なんか自分たちがAmaging Raceの中にいるのではと錯覚してしまうほどめまぐるしく、その後、早歩きでPlatformに行き、なんとかギリギリで電車に乗ることができました。

Comments:
観覧車が嫌いであること、そしてその理由とともに全く同じでびっくり!
私は電車のラッシュも嫌いだし、エレベーター、ジェットコースター系もダメ。 途中で止まって具合が悪くなったらどうしようって考えてしまう。。
そして、飛行機の通路側っていうのも私と同じ。。
 
あ~よかった。私だけじゃなかったんだ(笑)。でしょでしょ?分かるでしょ、この気持ち。どうもね、ダメなのよ。自由が奪われてしまうということが。私の場合、ジェットコースター自体は大丈夫。あっという間だから。でも長くて狭い列で通ってジェットコースターにたどりつくまでがね、ちょっと辛い。あっ、まてよ。でもジェットコースターが途中で止まって動かなくなったりしたらやだなぁ。エレベーターもそうか。私もどっちもダメだぁ。
 
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