秀徳　SHUTOKU

今日も余裕の快勝。Harenもようやく２ケタ勝利をあげ計算できる投手に成長。また、現在のStandingは0.5ゲーム差で首位だが、Angelsは6回裏を終わった時点で７－１とリードしていることから、再び同率首位になる可能性が高い。今日の試合でおもしろいなと思ったのは、Scutaroが途中からレフトの守備に入ったこと。私の記憶では、彼が外野を守っているのは見たことない。もし内野での華麗な守備同様、外野も守れるんだったら、Swisherに続いて２人目の内野・外野両方守れる選手ということに。私は使える戦力は有効に使った方がいいと思うから、この起用は賛成です。何度も言うようだが、金満球団の欠点はカネにモノを言わせ戦力補強。戦力投資ではない。つまり全ての局面において短期的な視野でしか行動していない。Angelsもシーズンが始まる前、戦力補強には成功したみたいだが、それがどこかほころんでしまうとあれよあれよと立ち直れなくなる。カネのない球団は頭を使います。いかに少ない資金で強くするか。となると、戦力補強ではなく、戦力投資をしなければうまく立ち回れなくなる。そういうタネを常にまいておくことで、いかなる事態に陥ろうとも基盤は揺るがないね。それがA'sの強さの秘訣です。また、たかが野球かもしれないけど、球団経営を通じてビジネスの在りようを学ぶいいチャンスです。どうしてA'sは強いか。これは絶対、野球以外のビジネスでも通用すると思うし、やはり肌でそれを感じるためには、実際、球場に足を運んで試合を観るしかないね。これは何もフィールドで動く選手だけに限らず、それをサポートする人たちの動きを見てみると、さらに実感します。