秀徳　SHUTOKU

昨日はサクラメントに日帰り旅行に行ってきました。会社を辞めても全く暇ではなく、ほとんど毎日のようにコンピューターの画面を見て職を探しレジュメを送っているか、あるいは自分の足りない部分を勉強して補うかどちらかの毎日です。その中で月曜に人材斡旋会社のところで会計のテストがあり、そのテストの結果を見て他の人たちと比べると自分ははるかに上のレベルでした。会計最前線の一線を離れて８年近く経ったけど、あまり無理しなくてそのレベルだったので、ちょっと失われかけていた自信を取り戻した感じです。別に会計だけではなかったんだけど、辞めた会社はいろんな意味で自信も無くしたり、やる気もなくなる場でもありました。もう、最後の3年ぐらいはなんとも言えません。自分が話してもとことん通じない人がいて、生まれて始めて何を言っても通じない人に遭遇し、私の最後の3年ぐらいはそれはひどいもので通じない度が一気に拍車がかかった感じです。通常だったら、5分も説明がいらないことが、1時間、2時間話しても通じない。どの言語で話してもいっしょ。だんだん自分の方がおかしくなってきたのと同時に、そこまでやっても通じないと次第にストレスになり、自信が無くなってきました。通じないだけではなく、こういうこともよくありました。その人が私にリクエストをして、私がそれをやって提出します。だいぶ後になって、その人がそれについて何でこれをやることになったのはその論理的根拠を説明して下さいと言われます。で、私は内心何言っているんだかこの人と思いながら、それはあなたがリクエストしたからやったんですよと言うと、おかしなことにこの人はそれは論理的な根拠になっていないと怒鳴り返すんだよね。本人の頭んの中だけで”論理的な根拠”をもってリクエストして、こっちはただそのリクエストをやっているだけだから、その人が何を考えているのかなんてその人の脳みその中はこっちは分からないしね。こういうことで時間を費やされるとこっちの頭がどんどんおかしくなってくると同時にこういう訳分からないことで怒鳴られるとストレスが貯まり、自分はいったい何やっているんだろうと自信がなくなる。まぁ、それはさておき私の性分は新しいことをどんどん提案しないと気がすまない。Ｂ型だからね。そういうクリエイティブなことをどんどんやらないとすぐ飽きちゃうから。現状維持というのが一番嫌いです。そこの会社では私はコーヒーを作っていました。そこまでやらなくてもいいと言う人もいたけど、これは私の信念でもあった。私の経験から食品会社を回しているとき、食べ物を食べる場所が汚い会社は絶対成功しないという信念がありました。だから、コーヒー作りはその一環でランチルームをいつもきれいにするように心掛け、それと同時にこのランチルームという場は唯一いろんな部署の人間から生の話を聞くことが出来る場でもありました。とくに卸という点からセールスの人、倉庫の人から話が聞けたのはとても大きく、そこからアイディアを吸収し、自分の仕事や新しい戦術を考えたものです。でも、いくらこっちが一生懸命やっても、どちらかと言えば否定的にしかとらえてもらえず、そういう意味でも自分の仕事のスタイルにだんだんと自信がもてなくなると同時にどうせ短時間で説明できることが長時間かかった上に散々否定的なことを言われたらたまったものじゃないと自分自身がおっくうになっていきました。だから、なんとも言えないような自信のなさと虚無感からこの会社での自分自身というのが堪らなくいやになっていたのも事実で、その中での人材斡旋会社のテストは自分自身の自信を取り戻せるいいきっかけになったと思います。でも、同時にやったExcelのテスト。私は自分ではかなり知っていたつもりがフタを開けてみたら、なんと他の人より出来ない。これは少なからずショックというか予想外。会計のテストを受けて本来の自分を取り戻したこともあり、その後、半日トレーニングをしました。本来の自分って？私はめちゃくちゃ負けず嫌いです。負けたときの悔しさをバネに自分自身を猛特訓し、自分を引き上げてきました。これが本来の自分です。辞めた会社にいたときは外からの刺激にだんだん疎くなっていたこともあり、こういう緊張感はすっかり薄れていたけど、これで一気に目が覚めました。まぁ、半日のトレーニングの結果、なんとかMS Excel Certificateのテストをパスすることが出来ました。とまぁ、結構忙しかったんです。それで、昨日は久しぶりの休暇。仮にまだ会社にいたとしても、この日は半日休みを取るつもりでいました。なぜなら、Oakland A's傘下のSacramento Rivercats (AAA)。昨年アメリカン・リーグ新人王Bobby CrosbyのBobblehead、先着6,000名にくれるということ。これは結構レアもの。それで、その日はSacramentoのRaley Fieldに向かいました。